ナマスカーラ!パプリ子です!
またまた昨年の話題ですが、先月IPSAでベースメイク一式を揃えました。
(だから、ショッパーがクリスマスエディションなのです)
その後、購入品を一ヶ月ほど継続して使用してみたので、使用感のレポも兼ねて、購入品を紹介していきたいと思います!
ベースメイクをIPSAで揃えようと思ったわけ
「コレ買いました〜〜〜」
「アレ買いました〜〜〜」
みたいな記事ばかり上げているパプリ子ですが、実はそれらしいベースメイクアイテムを所持していません。
大抵購入しているのは、ポイントメイク用品(主に口紅)、そして大好きなスキンケア製品ばかりです。
普段は日焼け止めと口紅だけでメイクを済ませてしまう上、ファンデーションで隠すほどの粗もなかったパプリ子は、時折母親の使用しているファンデーションを借りる程度でした。
けれども最近になって凄まじいニキビや乾燥・毛穴の開きに悩まされるようになり、
「そろそろスッピンはしんどい」
と思うようになったため、思い切って一式揃えることに。
それに加えて、インターネットでベースメイクについて検索しているうちに、
「ベースメイクというのはファンデーションを塗って終わりではない」
という恐ろしい事実が見えてきたので、そのあたりも含めて、詳しい人間のアドバイスを聞きたかったというのもあります。
で、ベースメイク用品を揃えるのはいいとして、問題は
どこのメーカーで揃えるか
ということ。
「ファンデーションの上からハイライターとシェーディングで陰影を付ける」
とか
「ニキビ跡はコンシーラーで消す」
とか
「仕上げに粉をはたく」
とか、
ネットで見聞きして情報としては知っているのですが、恥ずかしながら24歳にして、ベースメイクのやり方が分からない。
やり方が分からないということは、つまり、アイテムの選び方が分からない。
そんな訳で、何が良いとか悪いとか、自分に合うとか合わないとか、その判断基準や材料すらないので、
・用語や使用法、アイテムの選び方について、初心者向けの説明を受けられる
・何が自分に合うのかを客観的に教えてもらえる
・製品の購入を無理強いされない
を叶えてくれるブランドを探しました。
で、まず候補から除外したのが、外資系ブランド。
大好きなDiorを筆頭に、シャネル、YSLなんかは
「ファンデーションの使い方が分からない」
みたいな人間の行く場所ではないという思いが念頭にありました。
なんというか、そのへんのキラキララグジュアリーブランドは、暗黙の了解としてドレスコードがある気がするんですよ。
例えば、マックスマーラにコートを買いに行きたいと思ったとして、わらじにもんぺでは行けませんよね。
いや、わらじにもんぺ姿でも、店員さんは接客してくださるでしょうし、自分がわらじにもんぺという格好を全然気にしていなくて、しかもわらじにもんぺにマックスマーラのキャメルコートが似合うと思っていて尚且自信があるのならそれで良いと思うのですが、少なくともパプリ子はわらじにもんぺではマックスマーラに入れない。
「服を買いに行く服がない」と言えばもっと分かりやすいと思いますが、自分が購入したい商品と対等に付き合うために、外見ないしは気分を整えるのは、精神衛生上とても大事なことだと思うのです。
スッピンでDiorに通えていた頃、パプリ子は自分の肌に自信がありました。
眉毛さえ整っていれば、スッピンに赤リップでも全然平気でした。
Dior以外でスキンケア製品を購入する際も、
「ポイントメイク用品ではなくスキンケア製品の購入なんだから、そのままの肌でいいだろう」
という強い思い込みがあったため、何に対しても誰に対しても、引け目を感じることはありませんでした。
でも、今のパプリ子はそうじゃない。
そうじゃないから、”スッピンでカウンターに居ること”に対して、負い目のようなものを感じてしまう。
負い目を意識して、自信を喪失してしまったら、きっともう、そこで楽しいお買い物はできない。
大好きなDiorのカウンターに通い続けるためにも、自分はDiorのお客さんにふさわしいと信じ込める顔面を手に入れる必要がありました。
そんな訳で、上述の外資メーカーは、そもそもそこへ行き着くだけの顔面がないため、除外。
ポルジョ、ラデュレ、ジル、アナスイあたりは、やっぱりポイントメイクに力を入れている印象があったので、除外。
NARS、MACはちゃんとアイメイクしてないと人権が認められなさそうなので除外。
シュウも、ドメスティックとはいえ、アイメイクしてないと…(略)
資生堂はイマイチ品質を信じきれていないので、除外(先入観で物申してごめんね)。
ルナソル、コスデコはキラキラしすぎていて畏れ多い。
スック、キッカ、RMKはパプリ子が行くとパステルゴリラになる。
きほんのき、を揃えるんだから、ベーシックなアイテムが充実しているところがいい。
とはいえ、ドゥ・ラ・メール、ラ・プレリー、SK-IIあたりはメイクアップアイテムにどれだけ注力しているのか分からない。
なんて御託を並べてみましたが、とりあえず最初にIPSAに行くことは決めていました。
カウンターでの接客が丁寧なことが有名ですし、「購入しない選択肢」を提案しているため、現品を購入せずともサンプルだけで帰ってこれそうな印象があったので。
とりあえずIPSAに行ってみて、良ければ買えばいいし、ダメだったらまた他のブランドを当たればいいかな、みたいな。
まあ実際はIPSAのカウンターに行っただけで疲れ果てて、別ブランドに行くだけの体力もなく、もう面倒くさくなったので
「使ったアイテム全部ください」
とマネキン買いのようなことをしてきたわけですが。
とはいえ、それが仇となり、購入金額が文字通り”お勉強代”になることをパプリ子はまだ知る由もなかった…
まずは、イプサライザーで肌の色味なんかを見てもらったよ
肌の水分量やコンディションを見てくれる「イプサライザー」なるものがあることは知っていましたが、なんとこのイプサライザー、肌の色味まで解析してくれるんですって。
とりあえず、
「ファンデーションが欲しいけど何が良いかもわからん」
旨をBAさんにお伝えして、肌診断をしてもらいました。
肌質を見ていただいたところ、パプリ子の肌は皮脂分泌力が弱いとのこと。
なるほどね。
油分が足りねえからカサカサするんだな。
で、それに加えてパプリ子の要望
・マットな仕上がりがいい/ツヤ感は無いほうがいい
・自然な感じで仕上げたい
・コンシーラーを使うのが面倒くさい
・ニキビ跡をカバーできるものがいい
を叶えるファンデーションは、パウダーかクリームとのこと。
↑↑↑こちらのパウダーファンデと、パプリ子が購入したクリームファンデ、どちらかがオススメとのことでした。
たぶん、BAさんは「マットな仕上がり」に重点を置いてファンデーションを選んでくださったのだと思うのですが、正直マットとかツヤとかよく分からない。
ただ、
「テカテカするのはいやだな〜〜」
くらいの気持ちで
「マットなものがいい」
とお伝えしただけだったのですが、予想以上にそこにウエイトを置かれてしまった。
でも、BAさんがそこを気遣ってくれるということは、マットな仕上がり・ツヤのある仕上がりにこだわりを持ってファンデーションを選ぶ人が多いということですよね。
こればっかりは、どっちが良いとかではなく好みの問題っぽいので、よく分からない。
どちらが、パプリ子に合うのだろう。
今度またカウンターで聞いてこよう。
「マットとツヤと、どっちのが綺麗に見えますか」
って。
「んなもん好みの問題やわ」
って一蹴されそうだけど。
ファンデーションは、クリームファンデとパウダーファンデを半顔ずつタッチアップしていただいたのですが、クリームファンデの方がカバー力が高かったので、そちらをチョイス。
色味は、6色の中から選べます。
これは、イプサのすべてのファンデーション共通のようで、肌の「明度」と「色相」から、自分にぴったりの色を見つけられるようです。
パプリ子は素肌の色は101番(やや黄み寄りで、少し明るめの色)が合うと診断されたのですが、実際タッチアップしてみたところ、若干明るいように感じました。
明るいというか、ニキビ跡が悪い意味で浮いてしまうというか…
それから、コンシーラーなしでニキビ跡をカバーすることを重視した場合、くすんで色素沈着しているニキビ跡の色味にファンデーション(=全顔)の色を合わせたほうがカバーしやすいと思ったため、もう一つ暗い色味(102番)にしていただきました。
色味の話といえば、もう一点。
パプリ子、自称イエベなのですが、イプサライザーで「光学ひずみ測定」というものをしてもらったところ、
「赤みと黄みが足りていない」
とBAさんに言われ、
「エエッ!!!????」
となりました。
当然のごとく、ファンデーションのタッチアップに移る前の下地段階で
「下地はピンクか黄色、どちらがいいですか」
と聞かれ、
「ただでさえ黄色い(と思っている)顔面を、さらに黄色くするのか」
と思ったので、ピンクをチョイス。
えええ…
ブルーベースの下地をつけられるとばかり思っていたので、少し意外。
でも、今も化粧下地は別メーカーのピンクベースのものを使っているし、このままで良いということなのだろうか…?
このあたり、またカウンター凸して聞いたほうがよさそうだな。
それから、よくわからないフェイスパレットを買ったよ
で、ファンデーションを探しにIPSAに行ったわけですが、
「ファンデーションだけでは顔がのっぺりしてしまう」
ないしは
「ベースメイクはファンデーションのみで終わるにあらず、陰影をつけて初めて完成する」
みたいな情報をインターネットで見たので、
「そのあたりどうにかしてほしい」
旨をBAさんにお伝えしたところ、
良いもんあるじゃん!!!!
チークとハイライターとシェーディングとニュアンスカラーがひとつになったパレットだそうな。
こちらも、ファンデーションの色味(=自分の肌の色味)に合わせて、明度を選べます。
チークのカラーはピンク、オレンジ、レッドと3種類あって、「どのくらい血色良く見せたいか」によって色味を選べます。
それによって、ハイライターの色味も変わってくるようですね。
パプリ子は、ファンデーションの色味よりも少し明るめの「101番ピンク」を選びました。
そんな感じで、これがIPSAに行く前と行った後。
夕方になって顔のむくみが取れたから、というのもあるかと思いますが、垢抜けた感じに仕上がっている!!!
眉毛も整えてもらったので、今流行りの太眉効果で、すこし優しい印象に仕上がっています。
すげーテカってるけど、うまい具合にくすみが飛ばされて、陰影も出ているのが分かりますか??
眉毛で補正されてるって???
じゃあ、これならどうよ。
小鼻周りのくすみが消えて、鼻も立体感が出ています。
あと、シェーディング入れると、目と目の距離が近づいて見えるんだね。
勉強になったわ。
で、最初は
「すご〜〜〜〜〜〜い!!!便利〜〜〜〜〜!!!!」
と思ったのですが、ごめん。
多分リピはない。
まず、粉が荒い。
荒いとかいうレベルではなく、荒すぎる。
それから、ハイライターの量が少ない。
イプサのパレットは、4色セットで売られているものの、単色での販売もあるため、例えばハイライターのみ無くなってしまった場合、新しい4色パレットを買わずとも、ハイライターのみ買い足すことができます。
とはいうものの、やっぱり量が少ない。
イプサ提案の塗り方(★印)をすれば、十分に保つと思うのですが、パプリ子はハイライターを塗る場所が
・Tゾーン★
・小鼻脇
・目の下(頬のトップ、クマ)★
・目頭
・眉尻の下★
・Cゾーン(目周りの頭蓋骨の出ている部分)
・上唇の上
・顎
と広範囲に渡るため、このパレットの量では全然足りない。
右上のハイライターだけがゴリゴリ減っていく。
あと、チークの色が濃い。
ティッシュの上で一度ブラシをトントンして〜みたいな手間をかけていないからかもしれませんが、おてもやんみたいになる上、やはり色味が面白みに欠ける。
シェーディングカラーは濃すぎず、付けすぎてもおかしくならないので重宝していますが、もう少し粉質が良ければなあ…という感じ。
パーフェクティングカラーは、チークをぼかしたり、ハイライターとミックスして使ったりと、ニュアンスカラーとしての使用が推奨されていますが、正直なくても良い。
てなわけで、シェーディング他は別メーカーへの乗り換えを検討中。
イプサのフェイスカラーパレットは、ポーチインの際にかさばらないなどの利点はあるものの、粉質や微妙な色味にこだわるのであれば、やはり個別に揃えた方がよさそう。
とはいえ、「何をどこにどう塗ればいいか」とか「どういう色味のものを選べばいいか」ないしは、「粉質によって仕上がりが変わる」などの教訓を得られたので、失敗コスメとして一笑に付すのは忍びない。
上の画像にもある通り、どこにどういう順番で塗ればいいかの指南フィルムまでついているんですよ。
便利っちゃ便利なんだよな〜〜〜〜
乗り換え先を見つけるまでは、使うことにします。
IPSAのアイシャドウはマジで失敗コスメだった
で、やっぱメイクといったら、なんか、目元をいじるイメージがあったわけ。
なので、BAさんに選んでいただいたカラーを購入してきたわけですが、上に同じく粉が粗すぎる。
そのときは色味しか見ていなかったので、
「いい感じ〜〜」
と思ったのですが、家帰ってきて使ったら粉は飛ぶわ、目蓋に付けた粉が下まで落ちてきてパンダ目になるわ、ろくなことがない。
ただ、良い点もあって、外資系では出せない色味であるということ。
同じ日に、Diorにも行って、サンクをタッチアップしていただいたのですが、こちらはどれだけ薄くつけてもDiorの顔になる。
「見たまま発色」を標榜しているだけあって、パレットの色味をそのまま瞼の上に再現できるのですが、裏を返せば決められた使い方しかできない。
なんというか、Diorに限らず、おシャネル様やおトム様なんかもそうだと思うのですが、あのへんのアイシャドウって、自分の素地を活かしたメイクには向いていないんですよね。
ベースを作り込んで自分の顔面をアイシャドウに合わせなければならないというか。
それに対して、イプサの提案するカラーは、仕上がったベースメイクをさらに引き立てるような色味が多い気がします。
Diorでのタッチアップ後、
「イプサでアイシャドウ買ってよかった…Diorは色味が合わない…」
と思っていたのですが、実際使ってみたところ、
「こんな粉つかえねえよ」
と手のひら返しからの憤慨に走り、結局Diorでサンクを買いました。
難しい問題ですね…
ことに、「作り上げた顔面に華を添えたい」タイプのナチュラルメイクがお好きな方には。
色味をとるか、粉質をとるか…
まあでも、Diorのシャドウ、ショウモノとかの単色でもイプサのシャドウの2倍の値段するしね……
あ、あともう一点。
IPSAのアイシャドウのいいところ。
外箱が開けやすい。
開けやすいように突起がついているので、外箱を爪でこじ開けなくても大丈夫です。
まあ、いいところはそれくらいかな…
アイシャドウはもう使いたくないので、スウォッチもなしです。
同じざっくりラメでも、YSLとかNARSはもっと粉細かったぞ!!!!
化粧台の奥底で朽ち果てるがよい。
と思ったけれど、スウォッチ撮りました。
Diorサンクの似たような色と比較すると、ラメ粒が大きいのが分かると思います。
ザクザクラメではなく、単純に荒いというか…
重ね付けで濃く塗ると、ことに粉質の違いが顕著に出ます。
なんとなく浮いてくるというか…
Diorのサンクは、重ね付けしてもピタッと密着する感じがあるんですけどね。
フェイスカラーパレットも、粉が荒くていやなので、スウォッチなしです。
ファンデーションは、あえてこの記事で言及していませんでしたが、一家言ある上、ちょっと詳しくスウォッチを撮ってあるので、また後日別記事に上げます。
そんなわけで、ボロクソ書いてしまいましたが、お値段やカウンターの入りやすさから言って、IPSAはメイクビギナーの方にとても優しいので、
「化粧の仕方なんもわからん」
という人は諭吉を握りしめてIPSAに凸してください。
絶対に自分に合うメイクに出会えます!!
粉モノの質はともかく。
ファンデーションは4,000円くらいからありますし、万能フェイスカラーパレットは6,000円くらい、まあ、諭吉が一枚あれば、それで顔面は整います。
忌まわしきアイシャドウは一個2,000円くらいでした。
こきおろしておきながら、IPSAのスキンケア製品も気にならないわけではないので、また凸するかもな。
分からんな。
そのうちファンデーションのスウォッチも上げますので、お楽しみに!
それでは、また!
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