ナマスカーラ!パプリ子です。
Diorのアドベントカレンダー2018年版 19日目。
今日開けるのは、正面の上部。
マスカラの上ですね。
手すりにつかまって外を眺めている紳士が、物理的に二分割されてしまいますが、オープン!
ミスディオール!!!!!!!
これは書いてあるからわかった。
パルファンや!!!!
Diorアドヴェントカレンダー2018年版、19日目はミスディオールのオードゥパルファン!
19日目:ミスディオール オードゥパルファン 5ml
8日目に、同じミスディオールのブルーミングブーケ(トワレ)が入ってましたね。
でもこれは、ジャドールと違って、パッケージに「EAU DE PARFUM」と書いてあったので、
もう見た
ってならずに済みました。
ブルーミングブーケの方の記事でも書きましたが、こちらのオードゥパルファンのミニチュアボトルも、造りが精巧なデザインのものに変わっています。
旧ミニチュアボトルとの変更点としては、
・リボンのデザインが立体的になった
・キャップ上部にCD刻印
・キャップがただの栓からねじるタイプへ
・底面の千鳥模様がプリントから凹凸の彫刻へ
という感じ。
ブルーミングブーケのほうは、上記に加えて「ラベルに全成分表記の追加」という変化がありました。
ですが、現在パプリ子の手元にあるミスディオール オードゥパルファンのラベルには成分の記載はありませんでした。
もしかしたら、これから順次変わっていくのかもしれません。
並べてみると、同じボトルでもミスディオールのパルファンの方が色が濃いんですね。
ブルーミングブーケの方はやや青みがかった薄ピンクで、ミスディオールのオードゥパルファンの方は、茜色。
桜と梅、みたいなイメージが浮かびました。
ブルーミングブーケや他のミスディオールとの違いは?
2018年12月現在の「ミスディオール」シリーズの展開は、以下の通り。
・ミスディオール ル パルファン
・ミスディオール オードゥパルファン
・ミスディオール オードゥトワレ
・ミスディオール オリジナル オードゥトワレ
・ミスディオール オリジナル エキストレ ドゥ パルファン
・ミスディオール ブルーミングブーケ オードゥトワレ(容器はスプレーとローラーパール、パーススプレーの3展開)
・ミスディオール アブソルート ブルーミング(容器はスプレーとローラーパールの2展開)
この他に、バス&ボディとして
・ミスディオール ボディミルク
・ミスディオール ハンドクリーム
・ミスディオール ボディクリーム
・ミスディオール シルキーボディミスト
・ミスディオール ヘアミスト
・ミスディオール シャワージェル
・ミスディオール シルキーソープ
・ミスディオール ボディスプレー(限定品)
・ミスディオール ボディオイル
盛りだくさんな展開ですね。
フレグランスよりも使いやすいボディ&バス用品が充実しているところが凄いですね。
最近では、名の通ったフレグランスメゾンも、シャワージェルやボディクリーム、キャンドルやディフューザーといった「香水」以外の製品にも力を入れているので、うまいこと流れに乗っているな、と。
「香水はちょっと…」
みたいな層もターゲットにしていきたいんでしょうね。
ミスディオールのフレグランスの「オリジナル」というのは、クリスチャン・ディオールが「パルファン・クリスチャン・ディオール」を設立した時に調香したものだと思うのですが、ボトルもシックで、伝統もありそうでちょっと気になります。
覚えていたら、今度カウンターで嗅いでこよう。
話が逸れますが、「人類モテ」の香りでバズったローラメルシエのアンバーバニラ↓↓↓
気になるので一度嗅いでみたいと思いつつ、いつも忘れます。
「今日カウンターの前通ったのに視界に入らなかった!!!!!」
みたいな。
ありますよね、そういうこと。
オンラインブティックによると、ミスディオール オードゥパルファンの香調はこんな感じ。
新しいミス ディオール オードゥ パルファンは、官能的なフルーラルが奏でるフェミニニティを表現しています。
ハート ノートでは、カラブリアン ベルガモットのリボンに包まれた、美しいグラース産ローズと大胆なダマスク ローズが重なり合い、華やかなフローラルを響かせます。
手作業で作られたコンポジションに、フランス領ギアナ産のローズウッドとレユニオン島のピンク ペッパーが刺繍され個性がいっそう際立ちます。香れば一瞬で恋に落ちる、新しいミス ディオール。
Dior公式HPより
「”新しい”って、何が新しいの?」
と思ったのですが、ミスディオールのオードゥパルファン、実は昨年2017年9月に出たばかりのようです。
パプリ子の感想は、ずばり
「パチョリが重たい」
です。
トップからミドルまで、ずーーーっとパチョリを感じます。
トップは、若干オレンジ(これがベルガモットかな?)を感じますが、微々たるもの。
で、ラストがまた面白い。
記載はないのですが、アンバーとかバニラとかムスクみたいな、纏わりつくような重たい甘さを感じました。
香りの落とし所が、ブルーミングブーケとは対照的でした。
ブルーミングブーケが、どんどん軽くなっていくのに対して、ミスディオールオードゥパルファンは、重さが増していく。
ブルーミングブーケは二十歳そこそこの若い子というか、「お嬢さん」のイメージですが、ミスディオールオードゥパルファンは、「女性」の香りです。
一昨日のプワゾンガールのキャラメルバニラとも全然違う、官能的と言いたいような甘さ。
いや〜これ絶対アンバー入ってるでしょ。
パプリ子の鼻がおかしいのかな…?
2018年12月現在の、ミスディオールオードゥパルファンの容量と価格の展開は以下の通り。
容量 | 価格(税込み) |
---|---|
50ml | 12,960円 |
30ml | 8,640円 |
香りの濃度が高い分、ブルーミングブーケのトワレなんかと比べると、ややお高めの値段設定となっています。
ミスディオールといえば…
ミスディオールといえば、来年2019年1月にも、また新しいミスディオールのトワレが出るみたいですね。
LINEでDiorの公式アカウントを友だち登録して、アンケートに答えると、新作のサンプルが貰えるようです。
応募締切はクリスマスまでなので、気になる方はぜひチェックしてみてください。
それにしても…
ミスディオールのボトルの背面に書いてある文言。
“A ROSE IS A ROSE IS A ROSE IS…”
「薔薇は薔薇であり薔薇であり…(略)…薔薇である」っていう、ガートルード・スタインの有名な文句ですね。
これって
「物事はそれそれ以上でもそれ以下でもなく、あるがままである」
みたいなニュアンスで使われることが多いんですけど、我々はこのメッセージをどう受け取るべきなんでしょう。
現在もミスディオール オードゥトワレは展開があるので、ただのリニューアル、というわけでもなさそうですし。
でも容量も値段展開も同じだな…。
「新しいミスディオール」、「あるがままのミスディオール」と考えると、ミスディオールオリジナルをリスペクトした調香になるのでしょうか?
もしくは、「ありのままのミスディオール」ということで、香調の変化なしにボトルだけ変えるとか…?
流石にそれはないか。
何がどう変わるのか、今から想像を逞しくしてしまいます。
背景に哲学も思想もなくて、単純に「薔薇」の香りに関係しているからプロモーションに使った、とかだったらちょっと残念ですけどね。
そんなわけで、Diorのアドベントカレンダー開封記録2018年版19日目は終わりです。
ここまでくると、クリスマスもお正月もあっという間でしょうね。
また明日も更新しますので、お楽しみに!
それでは、また。