ナマスカーラ!パプリ子です!
Diorのアドベントカレンダーも、今日で最後!
最終日のクリスマスイブを飾るのは、どんなアイテムなのでしょうか!?
昨日のイブイブの隣を、開けていきます。
おーぷん!
じゃ、ジャドールーーーーーーー!!!!!
もう3本目だよ!!!!!
Diorアドヴェントカレンダー2018年版、最終日はジャドールオードゥパルファン!
最終日:ジャドール オードゥパルファン
じゃ、ジャドールーーーーーー!!!
しかもオードゥパルファンーーーーーーーー!!!!
なんでこれを最初にもってこなかったんや。
アドベントカレンダーから出てきたジャドール、これで3本目ですが、
「ハーイ!私、ジャドール インジョイ! 去年出たばっかりよ!」
「オッス!おら、ジャドール オールミエール!2年前からジャドールラインナップにおるで!」
みたいな亜種の子たちばかりで、オリジナルのジャドールの香りを知らないパプリ子は、比較も何もできず、悶々としていました。
それが、最終日になって、ほぼ最古参のジャドール オードゥパルファン…
調べたところ、発売は1999年なんですって。
まさかのミレニアム。
勘弁してくれよ…
リオレウス狩りに行く時に、いきなりネコートさんは銀リオのクエスト紹介しないでしょ????
蒼いリオレウスも、集会所の上位とかいかないと、クエスト発注できないでしょ????
まずは村クエでふつうの赤いリオレウス倒すでしょ????
Diorのアドベントカレンダーがやってるのは、それと逆のことだからね????
モンスターハンタープレイしはじめてやっとドスランポス倒せるくらいになって、
「イャンクックも倒したし、これで森丘制覇だぜ!!!」
ってなってる時に、村長から
「はいはいハンターさん〜〜〜〜!!モンハン遊んでくれてありがとね〜〜〜〜〜いきなりだけど、古塔でリオレウスの希少種倒してきてね〜〜〜〜」
言われたらどんな気持ちになる???
「そもそもリオレウス何??え、しかも古塔??? え…希しょ……は??」
ってなるやろ。
明らかにランポスの親戚と思しきゲネポスもイーオスも、ランポス倒してから出てくるやろ。
何事にも順番っちゅうもんがあんねん。
古きよき正統派のジャドール。
これを最初に入れてほしかった。
で、香調はどうなのよ
オンラインブティックによると、香調は
・コモロ諸島産イランイラン
・ダマスクローズ
・ジャスミン(グラース産とインド産のミックス)
だそうな。
過去にアドベントカレンダーから出てきたものと比較すると、
トップはジャドール イン ジョイに、ミドル〜ラストはジャドール オー ルミエール に、似ていると感じました。
特に、トップのアルコール分が飛んですぐは、
「あれ、間違えてジャドール イン ジョイを付けちゃった?」
というくらい、イランイランが強い。
ジャドール イン ジョイのイランイランが出てくるのは、ミドルノートの初めあたりなのですが、ジャドール オードゥパルファンは、割と初っ端からイランイランの甘さが来ます。
で、そこからフローラル感が増していくと、途中、オールミエールのような生花感が出てきます。
ラストは、やっぱり花なんだけど、オールミエールよりも濃厚で(多分イランイラン由来の濃厚さなんだと思う)、重さがあります。
オールミエールの香調を描写する際に「百合の花束」という表現をつかいましたが、ジャドール オードゥパルファンも、やっぱりパプリ子の脳内イメージでは百合です。
でも、こちらは綺麗にまとまった花束のような軽やかさは、あまり感じられず。
ラストノートは、ペアとかローズとかの、清潔な香り。
このローズ感は、濃さは違えど、オールミエールで感じたものとよく似ています。
クロエEDPの上澄みと、
アニックのプチシェリーのトップ
これらの2つを混ぜたような、清潔さ。
オールミエールもジャドール オードゥパルファンも、ラストにダマスクローズが入っているので、それかな?
ただ、オールミエールの方は、ラストになるとローズと同じくらい、ネロリの強さが出てくるので、さらなる軽さを演出しているのかもしれません。
付けた瞬間のアルコール感が凄まじく、
「あれ? オードゥパルファンだよね!?」
となったのですが、ラストノートの持続時間を見るに、オールミエール・イン ジョイなどのトワとは濃度が違うようでした。
3日目のジャドール イン ジョイEDT
それから、
13日目のジャドール オールミエール EDT
これらと、今日のジャドールEDPを比べて感じたのは、ジャドールのシリーズは、すべてオリジナルの”ジャドール”から面白い派生をしているな、ということ。
すべて”ジャドール”の名前を冠しているので、オリジナルの”ジャドール”に別の香料を付け足していった派生系なのかと思っていたのですが、それとは逆でした。
なんだろう。
”ジャドール”をベースに香りをつくっていくのではなく、”ジャドール”に含まれている香りをピックアップして、新しい香りとして仕上げる、という感じ。
例えば、ジャドール イン ジョイは、ジャドールEDPのイランイランをさらに強調した香りでしたし、
ジャドール オールミエールは、ジャドールEDPのダマスクローズを筆頭としたミドル〜ラストにかけてのフラワーノートをアレンジした香りに思えます。
香水って、色んな香料のブレンドなので、それを一つ一つ紐解いていったら、最後には単純な香りだけが残るはずなのですが、そこに至る過程でグループ分けされるいくつかの香り。
それを取り出してアレンジする、そういう面白い調香をしているのが、ジャドールなんじゃないでしょうか。
ボトルが全て同じジャドール。
上の写真だと、真ん中がジャドール オードゥパルファンなのですが、一番色が薄いです。
左隣がオールミエール、右の一番色が濃いのが、ジャドール イン ジョイです。
忘れていましたが、価格はこんな感じ。
容量 | 価格(税込み) |
---|---|
100ml | 19,440円 |
50ml | 13,500円 |
30ml | 9,180円 |
ジャドール オールミエールや、ジャドール イン ジョイはオードゥトワレなので、濃度が違う分、ジャドール オードゥパルファンの方がお高めです。
その分、持ちもいいですが。
おまけ
ジャドールといえば、最近はこのCM。
「女優さん誰やろ〜〜〜〜知らんな〜〜〜〜〜」
と思っていたのですが…
シャーリーズ・セロン。
アトミック・ブロンドの人や!!!!!!!
アトミック・ブロンド、アクションシーン満載のスパイ映画で、
「どうせ綺麗なネーチャンが暴れるだけの痛快映画やろ〜〜〜〜」
と思って、大して期待せずに観たのですが、めちゃめちゃ良かった。
裏切りのサーカスかよ???????
カッコいいネーチャンが暴れる痛快映画というと、
やっぱりバイオハザードシリーズですが、これは、ミラ・ジョボビッチを賛美しながら、キレのいいショットを楽しむ映画なので、ストーリー展開が意味不明とか、どの場面でもミラ・ジョボビッチのメイクがまったく崩れていなくて、前後の場面の激しさと矛盾するとか、そういうことを言ってはいけない。
ぶっちゃけ、「アトミック・ブロンド」もこの手の映画だと思ってました。
そもそも、映画も小説も、ストーリー重視で楽しむものと、演出重視で楽しむものと、色々あるわけですし、その時は単純に痛快でカッコいい、ストーリーそっちのけでひたすらにドライヴ感のある映画を見たかっただけでした。
で、予告編を見て面白そうだった「アトミック・ブロンド」をチョイスしたのですが、
ふつうにストーリーも良いし(いい意味で情報が錯綜していた、常にどんでん返しがある感じ)、やられたりやり返したりするうちにボロボロになっていくシャーリーズ・セロンに、凄まじい生々しさがあって、シンプルに良かった。
パプリ子は、特にこれといった窮地に陥ることもなく、無双状態のミラ・ジョボビッチがカッコいいだけのバイオハザードも好きですが、アトミックブロンドは、「綺麗なネーチャンが暴れるだけの痛快映画」に対してある種の侮蔑に似た感情を抱いている人でも、それなりのエンターテインメントとして楽しめると思います。
あと、ジャドールのCM.といったら、これも好き。
シャーリーズ・セロンが、グレース・ケリーやマレーネ・ディートリッヒ、そしてマリリン・モンローと共演(!)するというとんでもないプロモーション。
色々と凄いから、見てみて…。
そんなわけで、途中からまた脱線しましたが、これにて2018年のDiorアドベントカレンダー開封記録はおしまい!
中身をすべて出し切るとこんな感じでした。
長かった…
またそのうち、全部まとめた記事も書きます。
無粋なようですが、これを54,000円で買って、実際いくらぐらいのものが入っていたのか、気にならないわけでもないので(笑)
楽しいクリスマスをお過ごしください!
それでは、また〜。